時代の流れと共に進化する
スマホ向けのサイト構築が重要視されている中でも、まだまだパソコンサイトは必要不可欠な存在として捉えなければいけません。
10年前に作られたパソコン向けサイトと、現在主流になっているトレンドデザインを取り入れたサイトを比較してみると、かなり時代の流れを感じさせるような違いがはっきりとわかります。
恐らく、これから10年後に作られるサイトと現在主流のサイトを比較しても雲泥の差があるだろうと予測できるほど、日々新しいデザインが取り入れられています。
常に最先端のWEBデザインを取り入れたいものですが、ここでは現在のトレンドデザインで人気が高いものをいくつかご紹介します。
マテリアルデザイン
2013年から2014年にかけてトレンドデザインとして採用されるケースが多かったのはフラットデザインです。
フラットデザインとは、基本的にはシンプルなサイト構成をしているもので、パッと見ただけで商品の中身知ることができたり、コンテンツの内容を把握できるようにしているデザインを言います。
ごちゃごちゃした目移りしそうなサイト構成ではないことが大きな特徴です。
最近のトレンドは、フラットデザインが更に進化した形とも言える、マテリアルデザインです。
採用しているWEBサイトは、フラットデザインと何が違うのかと感じる方も多いですが、ユーザーの目を惹きつけるために役立つデザインを採用しています。
アニメーションの動きを活用したり、光や影などによりユーザーが直感的に使いやすいサイト構成を行います。
グーグル社が提唱しているガイドラインに沿って作成することで、今までにはなかった使いやすさを追求することができます。
ゴーストボタン
背景に溶け込むように透過されて、白いテキストと枠で作られるのをゴーストボタンと呼んでいます。
ゴーストボタンは一見するとボタンだと気付いてもらえないかもしれませんが、サイトのコンテンツにうまく溶けこんで全体的なデザインを壊さない大きなメリットがあります。
あまりにも明らかにボタンだと目立つようなデザインにするよりも、サイトの雰囲気を大事にすることで視認性を良くする効果を発揮します。
ユーザーにクリックしてもらうためにも、マウスをのせた時にボタンだと認識してもらえるようなデザインを取り入れることが大切です。
縦長のスクロール画面
スマホユーザーも視野に入れたサイト構成を行う場合は、本来なら複数ページに渡ってコンテンツを作成しても良い場合でも、あえて一つのページにまとめて縦にスクロールするサイトがトレンドになっています。
ただ単純に長々としたコンテンツにするのではなく、ユーザーが「早く先を読み進めたい!」と感じるような内容にすることが大切です。
そのためにもストーリー性を重視するなどの工夫が必要です。
ターゲットに併せたデザイン設計が大切
商品の購入、資料請求、お問い合わせ、記事の閲覧数を上げたい等、サイトごとに運用の目的、目標はさまざまですがユーザーたもっと滞在したいと思うサイトをつくることが、目標達成に繋がります。
ページデザインはターゲット層に合わせる必要があります。例えば、高齢者向けには「文字サイズを大きめに表示する」、「視認性の悪い色は使わない」などが考えられます。若者向けには「スタイリッシュなフォントデザインを採用する」などの工夫でサイトの特色を出すことができます。
【参照】ECサイト運営のノウハウ! | WebAR配信サービス メーカーパーク
競合となるサイトのデザインを分析しても良いでしょう。ターゲットの使いやすさ・好みを考えながらデザインを追求していきましょう。