先入観の持ちすぎはNG!
WEBデザインはサイトの第一印象を決めるために重要な役割を担っています。
ユーザーがサイトへ訪れた瞬間に、「もっとこのサイトの中身を知りたい」と思ってくれるか、「こんなサイトには用がない」とあっという間に閉じられてしまうかが決まります。
あまりにもサイト内容とかけ離れたWEBデザインでは、せっかく苦労して成功したSEOやリスティング広告の成果が現れないことになります。
WEBデザインを手がける際に注意しておきたい、間違えやすいWEBデザインについて確認しておきましょう。
参考:デザインに関してもっと詳しく見る|デザインの専門学校「バンタンデザイン研究所」
スタイリッシュ=読みやすいわけではない
好みの問題かもしれませんが、WEBサイトを構築する際には毎回小さめのフォントを採用している方が見受けられます。
スタイリッシュな印象を受けることから、スッキリとしたイメージのサイトを作りたい場合に使っている方が多いです。
しかし、文字が小さすぎて何が書かれているサイトなのかよくわからないというユーザーが多いことも事実です。
特に年配の方は文字が読み取りにくいサイトを毛嫌いする傾向があるため、フォントの文字が小さすぎるとすぐ他のサイトへ流れてしまう可能性があります。
ブラウザの設定を変えれば良いと思われるかもしれませんが、サイトを閲覧する度にわざわざ設定を変更する手間は面倒ですし、そこまで知識を持っているユーザーが少ないかもしれません。
本質的な問題として、ユーザーに見やすいサイトを構築することが大きな目標なのに、それすら守られていないサイトを構築することはルール違反と言っても良いほどです。
万人受けするWEBサイトを構築するのは難しいかもしれませんが、少なからず誰がみてもわかりやすいサイト作りをすることが大切です。
HTMLやCSSの間違い
WEBデザインを担当する人にとって、最低限でも覚えておくべきなのがHTMLやCSSのタグです。
専用ソフトを使用しているからタグの間違いはないはずだと考えている方は、その時点で大きな間違いをしています。
本来なら全てのタグを頭に入れて置かなければいけないほどなのに、ソフトに頼って作成することに慣れ過ぎたために正しいタグをすっかり忘れてしまうケースがあります。
凡ミスを繰り返してしまい、レイアウトがぐちゃぐちゃになっても自分で修正するのが難しくなる場合があるため注意が必要です。
よくある間違いとしては、タグの閉じ忘れがあります。
imgタグは最後にスラッシュで閉めるものですが、pタグは最初と最後を同じタグで囲み、2つめのタグにはスラッシュを最初に付けるという決まりがあります。
このルールをすっかり忘れてしまい、混同させるケースも多いです。
また、入れ子タグの順序がバラバラになるケースもあるため、しっかり確認が必要です。