パソコンとは異なる特徴があります
大人であれば一人一台は必ず持っていると考えられるのが携帯電話です。
固定電話を契約するよりも、携帯電話さえ契約していた方が便利だと考える方も多いです。
携帯電話の主流だったいわゆるガラケーに変わって、最近はスマホを活用する方が増えたことで更にパソコンユーザーとモバイルユーザーの使用目的がはっきり分かれるようになってきました。
モバイルサイトのメディア特性を見極め、ライバルサイトに負けないサイトを目指しましょう。
参考:ネットであってネットでない、モバイルサイトのメディア特性を知ろう
携帯電話の歴史がメディア特性のヒントに
携帯電話が一般の方にも普及し始めた頃の使用目的は、純粋に外出先でもすぐに会話ができる連絡ツールとして活用する方が圧倒的に多かったです。
その後iモードが登場したことで携帯電話でもインターネットを利用したコンテンツを楽しめるようになり、徐々に携帯電話特有のメディア特性が現れるようになりました。
カメラ機能が付随したことで写メールのやり取りが流行し、テレビ放送を受信する機能も付きました。
お買い物の際に簡単に決済できるおサイフケータイ機能など機種ごとに異なる特徴が見られるようになりました。
そのため人によって求めている機能が異なるため、比較的若い世代は多機能な機種を、基本的には通話さえできれば良いという年配の方は機能が絞られた機種を選ぶことで目的に応じた活用法が一般的になりました。
ガラケー時代のモバイルサイトは、できるだけパケット料金を抑えるためにシンプルな構成のサイトが一般的でした。
華美な装飾ではなく、画像も極力使用しないで必要最低限の情報量を提供していました。
余計な情報を求めていないため、本当に必要としている情報を提供しているサイトしか閲覧していなかった方が多いです。
現在はスマホが登場したことで、更に携帯電話の使用目的が人によって異なるようになっています。
提供できる情報量についてはパソコンサイトと同様でも構いませんが、見やすさにこだわるユーザーが増えています。
スマホ向けにレイアウトが調整されたサイトを好む傾向があり、見やすさだけでなく操作性の良さにもこだわりがあるようです。
ゲームをしたり、日々の予定やメモなどタスク管理に活用したりして個性的な使い方をしている方が多いです。
検索をして気に入ったものがあればその場で購入をするために活用する方もいます。
モバイルサイトはパソコンサイトよりもターゲットを絞って作成すると効果的だと言われています。
幅広い年齢層をターゲットにしたサイトを作成するよりも、年齢層を絞った方が良いですし、男女を問わずに訴求するよりも、どちらかに特化して訴求するサイトを作成した方が良いとも言われています。