そもそもSIMカードとは?
SIMカードという言葉はスマホを使用している人ならば一度は聞いたことがある言葉と思いますが、どのような役割があるのかなどはよくわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はSIMカードの概要と最近話題の格安SIMについてご紹介したいと思います。
SIMカードとはスマートフォンや携帯電話に内蔵されている小さなチップのようなカードで、通信を行うために必要なものとなります。
このSIMカードにはそれぞれ固有のID番号が割り振られており、それを端末に装着することで各端末を識別することができるようになります。
いわばSIMカードはスマートフォンや携帯電話にとっての身分証明書みたいなものです。
さて、このSIMカードですが様々なタイプのものがありまして端末に適したものを選ぶ必要があります。
以下にタイプ別のSIMカードを3種類とそれに対応する端末についてご紹介いたします。
標準SIM
サイズは15mm×25mmとよく使われる3種類の中では最も大きなSIMカードとなっております。以下で紹介するmicroSIMが登場するまでは長期にわたって使用されてきましたことから「標準SIM」と呼ばれていますが、最近の機種にはほとんど使用されておりません。
microSIM
サイズは12mm×15mmとなっております。iPhone 4 / 4Sや2~3年ほど前のAndroid端末まで主流で使われてきたSIMカードです。現在は後述する格安SIMに多く搭載されています。
nanoSIM
サイズは8.8mm×12.3mmとなっております。iPhone 5以降で採用されているサイズで、ソニーのXperiaシリーズもZ3以降このサイズです。
NTTドコモでは2014~2015冬春モデル以降からナノSIMを採用している機種が出てきています。今後はナノSIMが主流になっていくのではないでしょうか。
以上がSIMカードについての基本的な知識となります。
格安SIMとは?メリットは?
最近は格安SIMというのがかなり話題になっています。
格安SIMとはMVNOと呼ばれる通信業者が提供する通信サービスを受けることのできるSIMカードのことで、最大のメリットは何といってもDocomoやau、Softbankといった大手キャリアを使用するよりも毎月の基本料金がかなり安く抑えられることではないでしょいうか。
平均すると格安SIMを利用した場合は毎月2,000円ほどになります。
この料金の安さから格安SIMと呼ばれているわけですね。
この格安SIMですが普及に伴い多くのMVNO業者が様々なプランの格安SIMを提供しています。
例えば、家電量販店でも有名なビックカメラが提供する格安SIMのビックシム(BIC SIM)があります。
ビックシムは最低限データ通信ができればいいというプランでは、月々900円~で利用ができます。
さらに音声通話などを含めた3GBのデータプランでも月々1,300円~という破格の価格で利用可能です。
参考プラン:BIC SIM|ビックカメラの格安SIM・格安スマホ
格安SIMの場合、ネットから契約するのが主流となっていますが、ビックシムの場合はコジマ×ビックカメラといった店舗が至る所にあり、そうした実店舗での契約が可能です。
即日開通でき、なおかつ対面式の契約になるので安心して格安SIMに切り替えることができておすすめとなっています。
このようにスマホの毎月の利用料金の負担を少しでも軽くしたいという方は是非一度格安SIMを検討してみてはいかがでしょうか。