検索結果は似て非なるもの
インターネット検索により上位表示をするためには、積極的なSEO対策が必要だと考えている方も多いですが、キーワードによってはどう頑張ってもSEOだけでは最上部に掲載されません。
その理由は、リスティング広告が存在しているからです。
競合が多いキーワードについては、検索結果の最上部や右側には広告が表示されるようになっています。
SEOにより上位表示は、リスティング広告が表示される下になる仕組みになっています。
このようにリスティングはSEOにはないメリットを得ることもできますが、逆にデメリットになる部分もあります。
それぞれののメリットとデメリットをきちんと理解していれば、上手にユーザーをWEBサイトに誘導することも可能です。
リスティングとSEOについて詳しく知り、活用する方法を確認しておきましょう。
参考:【公式情報あり】今更聞けないリスティング広告とSEOの違い。詳細チェック15記事
リスティングとSEOのメリット、デメリット
リスティングの大きなメリットとして考えられるのは、検索結果に表示させたいキーワードを決めるとすぐに上位表示を実現できることです。
例えばテレビで放送された内容については一時的にユーザーの検索が急増する傾向があります。
あらかじめ検索されるであろうキーワードでリスティング広告に出稿しておくと、狙い通りに多くのユーザーをWEBサイトに誘導できます。
素早く結果を出したい場合にはリスティングは非常に効果的だといえます。
逆にSEOの場合は上位表示させるまでに地道な苦労が必要になります。
上位表示に必要なアルゴリズムは頻繁に変化しているため、昨日は上位表示されていたのに翌日には圏外になってしまうことも決して珍しい話ではありません。
裏ワザ的なSEOを行っているとペナルティを受けて検索結果に表示されない場合もあるため、SEOばかり力を入れるよりもリスティングを上手に活用した方が便利な面があります。
リスティングは良い面が多いと考えられますが、デメリットになるのは費用対効果です。
狙い通りにユーザーをWEBサイトに誘導できても、リスティング広告を表示させるためには費用がかかります。
激戦区のキーワードでは出稿するための費用も高額になります。
あらかじめ予算を設定しておけば、予算内に収まるようにリスティング広告に表示させることも可能ですが、調整が非常に難しいものです。
費用に見合った結果が伴うのかによって調整しなければいけないため、ある程度はリスティング広告に対する知識を持っていないと引き際を判断しにくい側面があります。
SEOについては、基本的にはテクニックさえあればお金をかけなくても上位表示させることも不可能ではないため、費用の上限を気にしなくても良い面があります。
そのため、リスティングとSEOを上手に併用できれば強力な検索結果を得ることができると考えられます。